出合いをものにする力が、未来を開く

志を抱くより勇気を持つことの方が大切だ。勇気があれば夢や志はあとからついてくるからだ。

 

会社のキャリア研修や自己評価シートなどで「5年後、10年後になりたい自分」を書かされ、頭を抱えてしまったという経験はないだろうか。世の中では「夢を抱き、目標を描いて、その実現に向かって何をすべきかを考えて実行する」ことが望ましい、とされている。

 

もちろん、夢や目標があるに越したことはない。

 

しかし、「日々の仕事をこなすのが精いっぱいで、5年後、10年後の自分のことなんて考えていられない」「自分は一体何になりたいのか、仕事を通して何を実現したいのか、など考える余裕はない」という人は多いだろう。

頭をひねって夢や目標を探しても、簡単に出てくるものではない。

 

けれどもそこで悲観する必要はない。

 

夢がないという人は、まずは目の前の仕事に没頭してみることだ。ルーティンワークの仕事であっても「この仕事はこういうやり方があるのではないか」と改善の提案をしてみる。

新しい仕事の話を聞きつけたら、「自分がやってみたい」と手を挙げてみる。そして、どこにでも出かけて行き、多くの人に会う。

 

そうやって好奇心旺盛に前向きに仕事をしていると、あるとき思わぬ出来事や出合いが訪れる。

 

その出合いをチャンスに変えることで、結果的に夢や目標が生まれる。

 

自分の未来を切り開くチャンスは、自分の仕事のすぐ近くにひそんでいる。